どうもナス男です。
ブラック企業を一年で辞めたのち、今は愛知県でナス農家をしています。
今回ははエッセンシャル思考の書評です。
エッセンシャル思考を読んでためになった内容を紹介をします。
実はこの本、以前ブログで一度紹介しています。
また?と思うかもしれませんが、おススメなのでもう一度紹介させてください!
僕はこの本を繰り返し読んで農業経営に取り入れてから、
何十万と売上が上がりました!
僕にとっては何度も立ち戻って読み返したくなる本です。
- いつも時間がなくて困っている!
- 何から手をつけていいか分からない!
- 圧倒的に成果を出したい!
そういうサラリーマンの方には是非読んでほしい一冊です!
エッセンシャル思考
エッセンシャル思考はどういう思考かというと、サブタイトルにもなっているように
最小の時間で成果を最大にする
という思考です。
僕なりの解釈でざっくり言えば、
- 本当に大切なことは何かを選択して、
- その他のノイズをそぎ落として、
- 本質的な仕事を追求する
ということ。
「あれもこれも仕事を抱えて、結局どれも成果が出なかった…」
なんてこと、サラリーマンならほとんど経験があるんじゃないですかね。
それはあなたが仕事ができないからじゃなくて、
むしろ優秀だからこそなんです。
社会、会社はピラミッド型の構造です。
優秀な人であればあるほど、たくさんの種類の仕事を抱えます。
全部成果を出さないといけないと最初のうちは張り切るんですが、
- プレッシャーがかかり、
- 集中力と労力が分散して、
- 疲れ果ててミスも多くなる
結果として優秀な人材ほど、この悪循環に陥りやすいんです。
この悪循環を放置すると、精神的につぶれてしまいます!
その前にエッセンシャル思考を読んで、仕事と考えを断捨離しましょう!
結局
「全部手を出して、全部良くする」
ことは難しいんですよね。
世の中全部トレードオフの関係なんです!
何かを得ようとするなら、何かを捨てないと捨てないといけないんです!
時にはがっかりされるかもしれませんが、断らないといけない仕事は断らないといけません。
本質的な仕事に集中してエネルギーと時間を使うことで、
その結果圧倒的な結果が出やすくなります!
もっと紹介したい内容がありますが、詳しくは本を買って読んでみてください!
農家でのエッセンシャル思考活用
一般的にナス栽培は他の作物より難しいと言われています。
理由は
- 作業が複雑
- マニュアルがない
- あまり儲からない
といった感じです。
まあナス農家のぼくでもそう思います!
事実として全国のナス農家は年々減り続けていて、収量も少しずつ減っています。
そんな複雑に見えるナス栽培をいかにシンプルに捉えるかということになります。
- 収穫、
- 手入れ、
- 花びら取り、
- 防除、
- 温度湿度管理、潅水など
日々やることはたくさんありますが、本質的な仕事は「手入れ」だと思っています。
「ムダを削ぎ落とす」っていう概念が、エッセンシャル思考の考え方と似てるんですよね!
手入れによって、ムダな芽や葉っぱを削ぎ落とすことで
- 病害虫リスクが減る
- 栄養を実に集中させる
- パートさんが収穫しやすい
などメリットがめちゃめちゃ多いです!
現時点で僕の経営の中で考えた時、
手入れこそ徹底的にやるべき、エッセンシャルな仕事だと思っています。
手入れが遅れると、全ての作業が遅れて回らなくなります。
まさにエッセンシャルな、本質的な仕事です。
ただし、手入れはめちゃめちゃしんどいです!
- 地味だし
- 単純作業だし
- 毎日コツコツやらないといけないし
おそらく手入れが好きな人はほとんどいないんじゃないですかね。(笑)
だけど、今後自分の時給換算を上げていくために
エッセンシャル思考は必要不可欠な思考法だと確信してます。
- 作る作物を減らして、ナスの栽培面積を増やす
- 芽数を減らして、ナスの収量を増やす
- 労働時間を減らして、自分の時給単価を増やす
- 売上を減らして、利益を増やす
手入れを制する者は、全てを制する。
手入れだけは人一倍やるつもりで、これからもナス栽培に取り組んでいきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント