2022年の農業情勢はより厳しくなって、離農する農家も増えています。
「どんどん情勢が悪くなっている。農業だけじゃ、食べていけるか不安……」
「日々の農作業に支障が出ない程度に、副業やアルバイトを探そうか…」
こういった方に、僕がしている「農業×WEBライター」という形を紹介したい!
ということで今回は、
「農家の副業に向いている?農業×WEBライターのメリット」
というテーマで、農家の僕ナス男が紹介します!
ぜひ読んでください!
農業×WEBライターとは?
WEBライターとは、WEBサイト上の記事を書く仕事のことです。
現場で汗水流して働く農業とはかけ離れたIT系の仕事で、一見するとこの2つの仕事は対極にあるように感じますが、
僕はこの2つの仕事を掛け合わせた時の相性の良さを感じています。
ちなみに僕は今ナス農家をしながら、AGRI FACTとマイナビ農業という農業系のサイトに記事を寄稿させていただいています。
その中で僕が感じた、「農業×WEBライター」のメリットを4つ紹介します。
①雨の日や農閑期に仕事ができる
一つ目は、雨の日や農閑期に仕事ができることです。
農業はどうしても忙しい農繁期と暇な農閑期ができてしまいます。(1年通して平均的に作業があるという作型なら別ですが、)
そして天候に左右されるので、雨の日なら農作業ができないということもあります。
一方で家の中でできるWEBライターの仕事は、天候や時期に左右されません。
台風だろうが雪だろうが農閑期だろうが、関係なく仕事ができます。
つまり農業とWEBライターを組み合わせることで、農作業を中心に作業を組みながら、雨の日や農閑期にWEBライター業を進めることが可能です。
平均的に仕事がある状態を作れるのは、農家にとってメリットではないでしょうか。
②パソコン1台で始められる
2つ目の理由は、パソコン一台で始められることです。
例えば農業で、今までの作型と違う新しい作物に挑戦する時、コストが色々とかかります。
数万円くらいで済むこともあれば、数十万円までいくことも…
とにかく、農業では機械設備投資がネックになりやすいです。
その点WEBライターは、最低限パソコン一台あれば仕事ができます。
ハイスペックなパソコンでなくても問題はありません。
ちなみに僕は、5万円で買ったノートパソコンを使ってます。
今の時代パソコンは欠かせない農具で、新しく買わなくても持っている人が多いです。
今使っているそのパソコンがそのまま使えるので、副業としては始めやすいでしょう。
③肉体労働ではなく、頭脳労働である
3つめは、WEBライターは肉体労働でなく頭脳労働であるという点です。
農業は、ご存じの通りほぼ肉体労働です。
日々の農作業で体は常に疲れているのに、副業としてまた肉体労働をするのは……めっちゃきつい!!!
一方WEBライターは、イメージ通りの「THE デスクワーク」!
もちろん頭脳労働が楽なわけではないのですが、メインにするべき農業のための体力を削らない仕事を選ぶのも大事だと思います。
副業で疲れて、農業で使える体力がない…では本末転倒ですからね!
④本業の農業にも活きてくる
4つ目は、WEBライターの仕事が本業の農業にも活きてくることです。
「WEBライターなんて畑違いの仕事、農業には関係ないじゃねえか!」
と思われるかもしれませんが……WEBライターのスキルは、農業にも活かせるスキルです。
実際に僕がWEBライターとして記事を書く中で得たこととしては、
- 農業の感覚を言葉にすることで、理解が深まった
- マニュアル作成や、パートの方への作業を教え方を改善できた
- 他産業と農業の収入を、比較できる基準ができた
- 自分の名前や努力で仕事をもらう難しさが分かった
- 記事のために勉強した農業の知識が、ナス栽培に役に立った
などがあります。
5は、農業系サイトのAGRI FACTさんだからこそではありますが……
1~4の得たものは、僕の農業にも好影響を与えています。
そういう意味でも、単価以上の価値のある仕事だと思います。
まとめ
今回は、
「農家の副業に向いている?農業×WEBライターのメリット」
というテーマで書きました。
少しでも興味を持った方は、WEBライターを副業の選択肢の一つとして、検討してみてはいかがでしょうか。
今回の記事は、WEBライターがおススメな理由ばかりを書き並べましたが……
メリットがあればデメリットも当然あります。
詳しくはこちらの記事で。
個人の向き不向きもありますし、WEBライターや農業は、全ての人が簡単に稼げるような仕事ではないですね。
最後に忘れずに断っておきたいことは、WEBライターをすれば安泰というわけではないことです。
この厳しすぎる農業情勢の中、僕だって離農しないように生き残ることに必死です。
どんな形でも、もがいて農業を前進させて生計をたてられるように頑張らねば!
最後まで読んでいただきありがとうございました。