バカだからこそ、本を読む!
どうもナス男です。
ブラック企業を一年で辞めたのち、愛知県でナス農家をしています。
今回は、
「農家、自営業だからこそ!本を読んだ方がいい!」
という話をします。
農業を始めたい方や、新規就農者の方はぜひ読んでください!
読書の量と年収はかなり関係性があります!
年収が高い人ほど、本をたくさん読んでいるというデータ、記事もたくさんもあります。
だけど自営業、特に農家は本を読んでない人が多いです。
「体を動かす仕事だから、勉強は関係ない。」
という人も。
もったいない!
自営だからこそ、農家だからこそ!
本を読んだ方がいいメリットが大きく3つあります!
1、とにかくコスパがいい!
本への投資は、農業でもコスパ抜群です!
農機は買うとしたら(モノにもよりますが、)何十万~何百万はします!
しかも農機は、
「7~10年で見て元が取れるかどうか」
「減価償却が終わったら、ようやくプラスの資産になる」
…という世界です。
どんないい機械でも、一年では元が取れることは限りなく0です。
栽培技術も毎年確実に進歩しています。
IOT、パソコン管理、などでかなり向上しました。
それでも、
コスパ抜群な、革新的な栽培技術が出てくるなんてことはまずないでしょう。
収量、売上は上がるかもしれないけど、コスパを考えたら…
コスパに合わないような技術や機械もたくさんあるんです。
ビジネス書は一冊だいたい1000円ちょい、高くても2000円くらいで買えます。
- たった数千円の投資で
- 売上がその年から効果が出て
- 何万、何十万っていうリターンになって
返ってきます!
農業では、これほどコスパがいい投資は考えられません!
2、自分を客観視できる
ナス農家になって働いて気づいたんですが、
自分のハウスにしか仕事がないので、どうしてもハウスに閉じこもりがちになります。
JAにも出荷に行きますが、家とハウスの往復で終わる日もけっこうあります。
自分のハウスしか見ていないと、自分の状態ってよく見えがちなんですね。
「こんなもんでしょ、仕事は一応やってるし!」
みたいな感じで、現状維持のつもりでいるだけで少しずつ退化していることに気づかないんです。
そんな状態を防ぐための方法の一つとして、僕は本を読んでいます。
別に堅苦しい難しい本じゃなくても、興味がある本を読めばいいと思います。
知らなかったことを知る。
それだけで知識も増えるし、さらに興味も湧きます。
農業に生かせるアイディアも生まれやすくなります。
3、「人間性」で売上が上がる
以前の記事にも書いていますが、ナス栽培は人間性がかなり出ます!
ナスに限らず、同じ農家なら、
ぶっちゃけ畑やハウスを見ただけで
- 水分量、肥料、温度湿度管理はどうか
- 手入れがしっかりできているか、
- 誰が作っているか
まで分かります!
作っている人の人間性、考え方が全部出ます。
映し鏡なんじゃないかってくらいに!
だから、収量、売上もその人の考え方でかなり差がついちゃいます。
「同じように作っているつもりなのに、どうして収量に差が出るのか?」
「うまい人の栽培をマネしても、あんまりうまくいかないな。」
その要因は経験や条件もあるかと思いますが、
根本的な要因は、その人の考え方だと思います。
考え方を鍛えて磨いていくには、本を読むのが一番です!
サボったらさぼっただけ、手入れをしっかりしたらその分ナスが応えてくれます。
無知の知
「本を読むのがいいですよ!」
そういう発言をすると、
「お前はまじめだからな」
とか、
「頭がいいからできるんだ」
という返事が返ってきます。
僕が頭がいい?
んなわけあるか!
- 高校の時はテストで0点をとるくらい落ちこぼれてたし、
- 私立文系の大した大学も出てないし、
- サラリーマンだって一年で挫折してるし、
なんにも取り柄のない落ちこぼれですけど!
でもだからこそ!
自分ができないことを知っている、
「無知の知」はあるかなとは思います。
学ばなくなったら、退化が始まる。それはナスの売上に直結する。
考えただけでぞっとします。
自分のペースで、これからも継続して本を読んでいこうと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。せーのっ!おつかれ~!
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