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農家になって、良かったこと嬉しかったこと5つ!

農業について
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「農家になって良かったこと、嬉しかったことはなんですか?」

定番の質問ですが、農家を目指す皆が聞きたいことの一つではないでしょうか?

ということで今回は、

「農家になって良かったこと嬉しかったこと5つ」

というテーマで、農家の僕ナス男の回答を5つ紹介します!

これから就農を目指す方、農業に興味がある方に少しでも参考になれば嬉しいです!

野菜農家のイラスト(農業)

①自分が作った野菜がおいしいとほめられたこと!

まず1つ目は、「自分の作った野菜がおいしいと褒められたこと」です!

農家になって自分で野菜を作り始めてから、友達や近所の方に野菜をあげた時、

「ナス男の野菜、めっちゃうまいな!」

「このうまい野菜初めて食べたわ!どうやって作ったの?教えて!」

などと言われると、鼻高々になりますね!

僕は自分で手間暇かけて作った野菜が最強だと、基本的に信じて疑わないのですが……(たいていの農家は自分の野菜に自信やプライドを持っています。)

やっぱりその努力や成果が消費者に伝わると、何年経っても嬉しいもんです!

家族の食卓のイラスト

「おいしかった!」の一言が欲しくて、農業を続けているという所もあるのかもしれません。

②自分の責任で全ての仕事を決められること

2つ目は、自分の責任で全ての仕事を決められることです!

農家になることは、経営者になることと一緒です。

規模の大小はあれど、

  • 作物作型
  • 販路
  • 売上目標
  • 就業時間や休み

など、農業経営の全てを自由に決められます!

僕はブラック企業時代、上からの厳しいノルマや長い残業時間で心身ともに疲弊していました。

ブラック企業のイラスト(男性)

なので、自由な農業の働き方はすごく新しく爽快に感じました!

もちろん、自由の代償としての責任は当然あります。

農業で生計を立てるためのノルマも当然ありますし、そのノルマ達成は簡単ではありません。

しかし会社から押し付けられたノルマではなく、あくまでも全て自分で納得して自分に課したノルマ。

納得してモチベーション高く農作業に向かえていますし、キツイと思う瞬間はあっても農業を辞めたいと思ったことはありません。

汗を拭く農家の男性のイラスト

③日々の試行錯誤が実を結んだ時

3つ目は、日々の試行錯誤が実を結んだ時です!

上で紹介した通り、農業はとにかく自由です!

何をどういうやり方で、どんな改善をしようが自由!

より良い農業経営にするために、

  • 栽培や販路
  • 日々の仕事のルーティン
  • 事務作業
  • 雇用、パートさんの教え方

など、農家は皆日々試行錯誤を続けています。

その試行錯誤が実を結んで現状を改善できた時、地味ですが喜びを噛み締めます。

最近の僕の試行錯誤は、

  • 収穫ハサミを置いていたのを、マグネットのフックにかけてみたり
  • 朝の仕事時間を早めてみたり
  • 昼寝を多くしてみたり
  • パートさんの教え方を変えてみたり

こんな些細なことを日々工夫して仕事しています。

誰も気づかないような、自己満足な改善でも嬉しいんです、これが。

少しずつでも農業が良くなっていくことに、日々にやにやしています。(笑)

④ナス栽培の反収でトップクラスになった時!

4つ目は、ナスの反収でトップクラスになった時です!

消費者の方においしいと認められるのももちろんうれしいんですが、個人的には同業者のナス農家に認められることも同じくらい嬉しいです!

僕はナス栽培2年目に、反収で部会内で2番になりました。

ハウス栽培では、反収は重要な一つの経営の目安。

同業者のナス農家であれば、数字を見るだけで努力や技術が分かります!

反収や売上でトップクラスになるということは、努力や技術が正しかった証明になりますからね。

一つ結果を出したその日から、部会のナス農家の僕を見る目が変わってきたのを感じました。

だけど一年結果が出たからと言って、僕は調子に乗っているつもりはありません。

一番にもなれていないですし、まぐれで結果が出てしまうことは農業ではよくありますからね。

農業の成功はお金の使い方で決まる!?農業を軌道に乗せるために重要な金銭感覚の話。 | 就農成り上がりブログ (otikoborenouka.com)

僕が目指すのは、どんな条件でも毎年利益を出し続ける農業!

毎年毎年勉強の連続で、それを心のどこかでは楽しめているところもあるかもしれません。

断っておくと、反収や売上という指標だけでは農家として優れているかは判断できません。

反収が少なくても、その分大規模に農業経営をして補って余りある売上を上げている大農家もいます。

少ない売上でも、超効率的な経営をされている農家もいます。

⑤初めて自分の名前が入った野菜が売れた時!

⑤つ目は、初めて自分の名前が入った野菜が売れた時です。

やっぱり初めて直売所に並べて、ドキドキしながらも売り切れたと分かった時は、

「チョー気持ちいい!何もいえねー!」

と思わず声に出そうになるのを堪えました!

たかが枝豆10袋、1800円の売上でしたが、

  • 農家として生きていく覚悟
  • 苦労やプレッシャー
  • 自分の野菜を買ってくれた時の喜び

これらを一気に味わった瞬間でした。

農家になって嬉しかったこと、つらかったこと | 就農成り上がりブログ (otikoborenouka.com)

まとめ

今回は

「農家になってよかったこと嬉しかったこと5つ」

を紹介しました!

記事の内容「農家になってよかったこと嬉しかったこと5つ」

①自分が作った野菜がおいしいとほめられたこと

②自分の責任で全ての仕事を決められること

③日々の試行錯誤が実を結んだ時

④ナス栽培の反収でトップクラスになったこと

⑤初めて自分の名前が入った野菜が売れた時

ありきたりな回答なので、他の農家も同じような回答になるかもしれませんね。

日々嬉しいことはありますが、この先は自分で農業をしてみて実際に体感してみてください!

農家の家族のイラスト


農業の喜びをぜひ一緒に味わいましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。