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農家のせがれはつらいよ…農家に生まれて嫌だったこと3つ

落ちこぼれ農家の日常
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「農家っておいしい野菜が毎日食べられて最高じゃん!」

「農業やりたくてもできない人もいるし。農家に生まれていいよね~。」

いろいろな果物農家の家族のイラスト

これから農業を志す方や新規就農の方は、農家に生まれた人に対してこういうイメージがあると思います。

農家をやるのであれば、実家が農家なのが有利なのは否定はしません。

正直人生を懸けなくても、親の農業に乗っかるだけで生きてはいけますからね。

でも、その分苦労や小さい時のコンプレックスがあるんです!

今回は

「農家のせがれはつらいよ。農家に生まれて嫌だったこと」

というテーマで、農家の長男である私ナス男がお話しします。

子どもの頃、農家に生まれて嫌だったこと。

僕は農家の長男(じいさんばあさんが農家、親はサラリーマン)で、

今はハウスを建てて独立という形で農業をしています。

温室のイラスト(丸屋根型)

農業で生きていくと覚悟を決めている今でこそ、農家で生まれたのも悪くなかったなあと思いますが、

これまでの人生の中では、農家の長男であることを恨んだりしました。

この際だから、子どもの頃実家が農家で嫌だったことを3つ、正直に話します!

1、軽トラで送り迎え

最初に思いついたのが、

「学校や塾の送り迎えが軽トラだったこと」

です。

軽トラックのイラスト(幌付き)

送り迎えしてもらってる立場なので、何も言えなかったんですが、

軽トラで来られるのはやっぱり嫌でした。

だって、恥ずかしいですよね。

荷台にスコップとか野菜を積んである、汚れた軽トラで来られるの?

「みんなは普通の車で迎えに来てもらっている中、なんでうちだけ作業車なんだろう…」

子ども心ではみんなに見られるのが嫌で、わざと少し離れたところで停めてもらってました。

2、お返し、手土産が野菜だったこと

忘れもしない、高校の部活の合宿の打ち上げの時でした。

その打ち上げは、保護者の方もねぎらいに来るのが常習だったみたいです。

仲間の親はその打ち上げにジュースやお菓子など定番の差し入れを持ってきていたんですが、

うちの親は菓子折りではく、家庭菜園のスイカ2玉を持って来たんです!

水で冷やしているスイカのイラスト

ざわつく打ち上げ会…

そのあと切り分けて、みんなおいしいと言って食べてくれたんですが、

内心僕はすごく嫌でした。

なんで無難に菓子折りじゃないんだよ!普通でよかったのに…

今はスイカの値段や価値を知っているので、すごいものを差し入れたなとは思いますが、

普通のものを持ってきて、みんなに合わせてほしかったんですね。

3、儲かってない現実

なぜこんなに農家の長男が嫌だったんだろうか。

一番根本的に嫌だったのは、うちの農業が余裕もなく儲かってなかったからです。

たくさん稼いでいて、生き生きと働いていて、楽しそうなら農家に対するマイナスの感情はなかったでしょう。

野菜農家のイラスト(農業)

すぐに継ぎたい気持ちも出たかもしれません。

ただ、現実は違いました。

休みなく働くじいさんばあさん。

だけど儲かっている感じはなく、節制した暮らしぶり。

たまの休みに手伝っても単純作業の連続。

近所の農家と世間話を始めれば、「儲からんなあ…」と嘆くお決まりのパターン。

とても小さな子どもには魅力的に映りませんでした。

将来の職業に関しては何も言われてこなかったんですが、

農家の長男である以上、将来的には畑の所有者になるのは定めみたいなものです。

サラリーマンを経たとしても、遠い将来には農家になるというレールが出来上がっているような。

そのレールの先にある自分の未来が、今のじいさんばあさんだとしたら。

想像している人のイラスト(男性)

年を取っても休まずに働いて、儲からんと嘆いて年を取っていくのか…

そう考えると恐ろしくなって。

意地でも農家は継ぐもんか!

とわざと全く別業種の就職を意識して就職しました。

(結果的にブラック企業に入ってしまい、一年で辞めることになったのですが…)

まとめ:農家に生まれた宿命

いかがでしたか?

今回は

「農家のせがれはつらいよ。農家に生まれて嫌だったこと」

というテーマでお話ししました。

今思えば贅沢な悩みではあるんですが、子ども心では嫌なことの方が多かったんです。

農家の長男であることに引け目を感じていた僕としては、

とにかく「サラリーマン家庭の普通」を求めていたんです。

農家でよかったことももちろんあると思いますが、パッと記事になるほどのことは思いつきませんでした(笑)

もし自分が結婚して子どもが生まれたら…

子連れ出勤のイラスト(男性)

やっぱり農家で嫌だったなんて思いはしてほしくないし、そうならないような農業経営をしないといけません。

目指すのは「確実に利益を出し続ける、伸ばし続ける農業」です。

いつか守るべきものが出来た時のために、いい農業ができているか。

今できることを積み重ねていくしかない!

まあ、彼女もいないし、結婚の予定もないんですけどね!!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。