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農業で利益を出し続ける7つのルール

書評
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どうもナス男です。

ブラック企業を一年で辞めたのち、今は愛知県でナス農家をしています。

今回は、

「農業で利益を出し続けるための7つのルール」

を読んで参考になったことを紹介します!

まず断っておきたいのが、

「価格暴騰でもなんでもいいから、一年だけ一発でかく当てられればいいんだ!」

という考えの方は、この本は読む必要はありません。

一年だけまぐれで結果が出ることは農業ではあり得ることです。

でもそのやり方では、結果を継続して出し続けることはできません。

この本は着実に、毎年、継続して利益を上げられるようにするルールが書かれています。

農家のみならず、これから農業を始めようとしている方にも是非読んでもらいたい本です。

子どもに農業を継がせたいと思わせるのが最大のマーケティング

子どもに農業を継がせたいと思わせるのが最大のマーケティング

この言葉が心に刺さりました。

農業を仕事にするからには、

稼いで、家族を守り、子どもを育てるまでの覚悟が必要です。

この章に筆者と就農の相談に来た人とのエピソードが書かれているので、少し紹介します。

有機栽培で独立したいという考えの、就農の相談に来た夫婦に対して、

筆者はいきなり有機栽培はリスクがありすぎるからやめとけといったらしいです。

有機栽培は技術的にも難しいですし、作物をダメにするリスクも高い。

僕が相談を受ける立場でもそう返答すると思います。

もし失敗して生活費も稼げなかったら…

夫婦はもちろん、子どもの将来もつぶしてしまいますからね。

そこで筆者は、

「お金がなかったら、子どもの養育費はどうするの?」

と質問したんですが、その時の夫婦の返答が衝撃的で、

「自分たちが大学まで行った意味がなかったから、義務教育だけでかまいません」

駄々をこねる子供に困る父親のイラスト

と言われたそうです。

は?

僕も筆者と同じで、あきれてしまいました。

子どもが大学まで行きたくても、子どもの可能性を親が最初っから否定する。

この夫婦の考えは、危険な思考だと感じます。

自分たちが稼げない言い訳を、社会のせいにしてる人と一緒ですよね。

座り込みのイラスト

ただ野菜つくりがしたいだけなら、家庭菜園でもやればいいのに…

僕も農家は継ぎたくなかった…

子どもに農業を継がせたいと思わせるのが最大のマーケティング

農家の家族のイラスト

確かに素晴らしいし、農家ならそれを目指すべきです。

ただ農家やってる人なら分かると思うんですが…

それってめちゃめちゃ難しいことですよね!?

勉強が分からない男の子のイラスト

僕も子どもの頃、働いているじいさんばあさんをたまに手伝ってはいたので、

農業に対するイメージは良くなかったです。

いや、最悪でした!!!

  • 肉体労働きついし、
  • 単純作業ばっかで面白くないし、
  • 夏暑いし、冬寒いし、
  • 儲からないって言われてるし

農業なんて絶対にやりたくなかった!

お客さんよりも、子どもが一番近くで、自分の背中を見ているんです。

おんぶ紐を使うお父さんのイラスト

いかに生き生きと働いて、しっかり稼ぐかが一番大事!

食っていけない仕事を子どもが継ぎたいなんて絶対に思いませんからね。

まとめ:農業こそ!稼がなくちゃいけない!!!

今僕は自分で選んで、借金して農業に飛び込んだので、

もちろんこのまま農業をやり続けたいと思っています。

でもそのためには、農業で真っ当に利益を出し続けることが大前提!

このブログでも何度も言っていますが、

農業こそ!稼がなくちゃいけない!!!

汗を拭く農家の男性のイラスト

この本に、僕の意見に、共感してくれる方!

ぜひ一緒に農業を盛り上げていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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