どうもナス男です。
ブラック企業を一年で辞めたのち、今は愛知県でナス農家をしています。
今回は
「インチキ農法、農業資材に気をつけろ!」
というテーマで書いていきます。

インチキ商品。
どの業界にもあるかと思いますが、農業は特に多い!
ほとんど詐欺じゃねえか!ってくらいのDQN商品もかなりあります。
僕が消されてしまうので具体名は出せませんが、
そのインチキ農材の特徴をぜひとも覚えてほしい!

ということで早速紹介します!
とりあえずカタカナ、英語の商品名
詐欺まがいの商品は、
- 横文字
- カタカナ、
- 外国語
の商品が多いです。

英語が苦手な日本人は適当に相づちをうってしまうことも多いらしいです。

それと似ているからなのか?
日本人からすると、名前の意味が良く分からない商品名なら
「何となくすごいのかな?」
とか、
「海外では流行っている資材かな?」
と思い込みやすいんです。
なぜ英語表記なのか。
単純です、その意味を曖昧にぼかすこと!
なんとなくすごい!と思わせて、思考停止にするのが狙いです!
そうならないためにも、外国語の農材を売り込んできたらこうやって返しましょう!
「この英語はどういう意味ですか?」と。
商品説明が論理的に破綻している
「なぜこの農材が作物に効くのか」
それを知りたくて質問すると、説明がわけわからんものもかなりあります。
- 良く分からない単語を使ったり、
- 論理が飛躍していたり、
- 中には占い?スピリチュアル?かと思うような商品も…
高額なツボを買わせられるような胡散臭さです。

農家でも分からない単語、用語を使う時点でその商品はダメです。
誰でも分かるような、簡単な言葉で説明できないなら疑ってかかりましょう。
データや実績がない
政治家の出すデータや統計が信用できないように、
詐欺農材も実績がほぼありません!
近頃の政治不信から、もうみなさんもお気づきかと思いますが、
データや統計は好きなように切り取れます。
都合のいい数字だけを抽出して、グラフを作ればそりゃあ見栄えのいいグラフになります。

あとは写真にも注意!
「この商品でここまで成長しました!差が出ました!」
というような写真がカタログには載っています。
注意してほしいのは、
失敗した大部分を隠して、成功した一部分だけを撮影している可能性があるということ!
インスタ映えに命をかけてる人や、写メを過剰に加工して可愛く見せてる人もいるように、
誰だって、写真は良く見せたいもの。
そりゃあ失敗した写真をカタログに乗せる営業マンだったら、そいつは失格です。
もしデータを見せてくる営業マンがいたら、こう質問してやりましょう。
「導入実績は何件あるんですか?」
実績がなければ、この質問には納得いくレベルの返答は返ってきません。
個人名は個人情報なので出せないという言い訳をします。
飛び込み営業&即断を求める
畑やハウスにいきなりアポなしで来て、商品を売り込んでくるヤツもいます。

それだけでも印象は良くないですが、
さらにがめつい営業マンは、その場で買う買わないの選択を求めてきます!

もう説教してやりたい気分ですが…
説教する時間もメンタルも無駄なので、僕はそういう人には
忙しいからカタログだけ置いていって。
と言っています。
なぜ決断を急がせるのか。推測すると、
- 冷静に考えられるとまずい
- 論理的に破綻している
- 他の商品と比べられると劣っている
のが理由として考えられます。
まずは一呼吸おいて、冷静になって判断しましょう!
まとめ:疑ってかかろう!
いかがでしたか?
農業は詐欺まがいの農材が多いので、疑ってかかることが大切です!
今回紹介した、インチキ農材を撃退する返しの言葉をまとめます。
「英語の部分はどういう意味?」
あいまいな表現でごまかすのを防ぐ
「どういう効果があるんですか?」
論理的に説明が成り立っているかの確認
「導入実績は何件あるんですか?」
実績がモノをいう
「忙しいから、カタログだけ置いてって!」
仕事を途中で止めさせて、考える時間すらくれないのはアウト!
ぜひ活用してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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